農業クラブ紹介

農業クラブ会長あいさつ

 

 農業クラブ会長   横山 勇貴(2年生物資源科)

 「農業」と聞いてみなさんは何を思いますか。農業は、私たちが生きていく上で絶対に欠かすことのできない食料を供給しており、とても重要な役割を担っています。本校では、その農業について広く、深く、様々な分野で学ぶことができます。

 本校を含め、農業高校に入学した生徒は全員「農業クラブ」の一員になります。農業クラブは、「科学性」「社会性」「指導性」を三大目標に掲げ、未来の農業、農村発展等を目指して、自発的、積極的な学習活動に取り組む全国的な組織です。

 農業クラブ執行部では、学校の農業関連の行事の運営に加え、本校独自の活動として、本校で生産した農産物・加工品をお届けする「金農便」に取り組み、地域の方々との交流も行っています。

 学校で学んだ成果を発揮することのできる「農業鑑定競技会」「プロジェクト発表会」など、様々な発表会・競技会があり、よい成績を収めれば、県大会→東北大会→全国大会と、大きな舞台での活躍も夢ではありません。

 みなさんも、私たちと一緒に農業高校ならではの貴重で魅力的な体験をしてみませんか。



 農業クラブ副会長   柴田 柊(2年造園緑地科)

 私の副会長としての目標は、任せていただいた仕事にしっかりと取り組み、一つ一つの発言に責任を持って行動することです。そのために副会長としての自覚を持ち、周りをよく見て積極的に動く事を頑張っていきたいです。

 また、会長を支えて一緒にクラブ員を引っ張っていく立場ですので、会長・副会長3人で協力して農業クラブ執行部をより良いものにし、やりがいを感じてもらえるような農業クラブをつくっていけるように一生懸命取り組んでいきたいと思います。

 そして、副会長としてもクラブ員としても様々な経験を積めるように一つ一つの出来事を大切に活動をしていきたいです。


 

 

 農業クラブ副会長   須藤 美佑(1年食品流通科)

 本校の魅力は座学や実習を通して、今まで学ぶことの無かった農業という分野について学習することが出来るところです。農業について学ぶことで、入学する前よりもはるかに興味を持つようになり、また違う視点から秋田の現状から未来のことまで考えるようになったと思います。大変そうに思う農業も今は技術が発展し、機械化が進んでいます。私もここまで機械化が進んでいるとは高校に入って学習するまで知りませんでした。今までの私と同じように、知らない人はまだ多くいると思います。

 農業高校の生徒として、農業クラブの執行部として、本校独自の活動である「金農便」などを通して、これからの農業が発展するように努めていきたいと思います。

 普通高校では感じることのできないやりがいを感じることができ、貴重な経験を積むことができると思います。

 

農業クラブとは

 学校農業クラブは、戦後、農業高校生の自主的・自発的な組織として誕生しました。

 1959年(昭和25年)には全ての都道府県に農業クラブができ、日本全国の農業クラブ組織として、日本学校農業クラブ連盟【Future Farmers of Japan(略称:FFJ)】は結成されました。
 FFJはアメリカ合衆国の農業に関する学習をしている高校生や大学生の組織であるFFA (Future Farmers of America:National FFA Organization)をモデルに作られました。
 現在でも友好組織団体としてNational FFA organizationとはFFJクラブ員の米国派遣研修や、FFA全米役員日本視察団の受入など、交流を続けています。FFJは半世紀以上もの歴史を持ち、農業教育における「生きる力」を育むために大きな成果をあげてきました。そしてFFJは先輩たちの残した多くの偉業を継承しながら、たゆまぬ学習活動を続けていきます。

農クの三大目標

 学校農業クラブでは,自主的・主体的な活動を通してわたしたちクラブ員の科学性・社会性・指導性を高めることを目標にしています。

 

 

 

科学性・・・科学性があるということは、物事や課題のおおもとにある決まりやいろいろな関係を、筋道をたてて合理的に考え、判断し、行動する態度を身に付けているということです。

社会性・・・私たちに社会性があるということは、自分と他人で構成する組織などの社会の出来事に関心を持ち、他人の意見や行動を尊重しながら、自分の考えを表現することができ、社会の一員として協力して行動する態度を身に付けているということです。

指導性・・・私たちに指導性があるということは、民主的、合理的に判断する力を身に付け、より良い方向へ組織やグループおよび自分自身をみちびき、目的を達成しようと行動する態度を身に付けているということです。


シンボルマーク

稲穂に富士と鳩のマーク
 このマークは、日本学校農業クラブ連盟のシンボルとし1951年に制定され、バッチや連盟旗に用いられています。鳩は平和と友愛と協同を表し、富士山は日本を表し、稲穂は日本の農業を表しています。





鶴翼の飛翔(かくよくのひしょう)マーク
 このマークは、連盟結成50周年を記念して2000年に作られました。二羽の鶴はクラブ員を表し、中央のボールは豊かな水をたたえる地球とその自然環境を表し、稲穂は食料の収穫、すなわち農業を表しています。二羽の鶴が地球と農業を協力しながら抱え込み広く宇宙を飛翔するイメージです。



マスコットキャラクター

 平成24年度にマスコットキャラクターの募集を行ったところ、27都道府県連盟からご応募を頂き、73点の中から栃木県立栃木農業高等学校の石原春香さん(平成25年3月卒)の作品「のうくっく」に決定しました。