金農を代表する科としてその名が知られる科ですが、学科再編により環境土木科として生まれ変わりました。
 土地改良及び農地の保全、開発や環境に関する知識や技術を習得させるとともに、快適な生活空間の創造を目指した農業土木技術者として必要な能力と態度を育てるとともに時代の進展に対応できる人材を育成します。
「土・水・空気」などの自然環境を生かしながら、活力ある地域をつくりあげる農業土木技術者をめざします。


【基礎科目】 
《環境科学基礎》環境保全、創造と農業生物の育成について学習します。
《農業情報処理》情報処理について学習します。
 
【中核科目】
《農業土木設計》水と土の基本的性質と構造物の特質について学習します。
《農業土木施工》農業・農村における農業基盤整備や生活環境整備に関する土木施工について学習します。
《測量》測量の知識や技術について学習します。
 
【共通科目】
《課題研究》自ら課題を設定し、その課題の解決をしながら学習します。
《総合実習(時間内)》農業土木や環境など総合的な技術について学習します。
《総合実習(時間外)》産業現場での体験や総合的な実習について学習します。(長期休業中に実施)



【測量実習室・測量器具室】
《測量機器》各種測量機器を使用して実習をおこないます。
《測量製図》測量結果のデータ処理や製図作業をおこないます。
【応用力学実験室】
《強度試験》コンクリートの圧縮や曲げ強度、鉄筋の引張強度を調べます。
《材料試験》セメント、骨材、アスファルトなどの土木材料の性質を調べます。
【土質実験室】
《土質実験器具》土の構造や強さなど物理的・力学的性質を調べます。
【水理実験室】
《水理実験装置》水の流速や流量などを調べます。
 
【測量士補試験・測量士試験】測量法及び測量法施行令に基づいて行われる国家試験です。測量士として専門的学識及び応用能力を有するかどうか、また、測量士補として専門的技術を有するかどうかを判定するために行い、試験に合格すれば、それぞれ測量士又は測量士補となる資格を取得できます。
【土木施工技術者】この試験は、主として工業高校、農業高校等の土木系学科に在学中のもので最終学年の者及びその卒業者で、現在、専修学校、短期大学、大学に在学中のものを対象として行うもので、合格者は土木施工管理に関する一定の知識と技術力を有する者として建設業界において評価を受ける要素となります。
【計算技術検定】関数電卓の正しい使い方、計算の合理化、省力化の育成及び実技能力の向上を目指します。
【小型車両系建設機械・締固め用機械(ローラ)運転特別教育講習】小型車両系建設機械とは整地、運搬、積込及び掘削用の建設機械のうち、機体重量3トン未満のものを示します。機体重量3トン未満の車両系建設機械が操作できるようになります。  締固め用機械(ローラ)は道路の路盤などの締固めを行うための機械です。機体重量に関わらず、締固め用機械(ローラ)などを使用する作業、運転することができます。

<進学><就職>
《四年制大学》
秋田県立大学、東京農業大学、八戸工業大学、日本体育大学、神奈川大学、早稲田大学、ノースアジア大学、東日本国際大学、富士大学、石巻専修大学、日本大学、秋田看護福祉大学

《短期大学》
秋田職業能力開発短期大学校、聖霊女子短期大学、日本赤十字短期大学、清水海上技術短期学校

《専門学校》
秋田技術専門校、大曲技術専門校、東北理工専門学校、東京法律専門学校、新潟保健医療専門学校、秋田県調理師専門学校

《就職(公務員等)》
警視庁、国土交通省東北地方整備局、秋田県職員、秋田県警察官、秋田市職員、男鹿市職員、男鹿地区消防、自衛官、刑務官、三種町役場、秋田県建設技術センター

《就職(民間企業)》
JR東日本、セコー、太平コンクリート、秋田中央機工、三菱重工業(株)、イエローハット、秋田精錬(株)、秋田レアメタル(株)、日本大昭和板紙(株)秋田工場、(株)第一水産、スズキ部品、(有)ティーダブリューエス、新日本海フェリー(株)、秋田プライウッド(株)、秋田中央青果(株)、大潟村カントリーエレベータ、(株)長谷川体育施設





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